街で見かけた素敵な服、私も同じのが欲しかった話

街で素敵な服を着ている人見かけた時、

あなたのその服私も欲しい〜!

と思って

『それどこで買ったんですか?』と

お尋ねしたい時ありますよね。

 

『他人が着ていた素敵な服』を、

四年越しに手に入れた話です。

 

それは、今から4年前の2018年寒い冬の京都の神社でご旅行中のアジア系外国人カップルがペアルックで着ていたコートでした。

 

半透明のPVC素材の表生地に、詰めわたが外から透けて見えるトランスペアレントのビッグシルエットの中綿ジャケット。

 

2018年はoff-whiteのデザイナーであったヴァージル・アブローが黒人としては初めて、ルイ・ヴィトンのメンズウェアのクリエイティブディレクターに指名されて、ビッグシルエット、ストリート気分の服が多くあった年。

 

パッと目に入った瞬間、これは日本で見たことない!

なんておもろいデザイン、

私も欲しい〜!!

と思って写真をお願いして撮らせて頂きました。

そして、私もさっそく買って着たいわ。

と思ってこのコートを自力で探してみるもなかなか見つかりません。

 

日本国内ではどこにも見つからなくて、タオバオ(淘宝網)やアリババの中国通販でも見つからず。

EU欧州連合のストリートブランドでもなかった。

元ネタのデザインがハイブランドにあるのかもと、必死に探してみましたが見つかりませんでした。

 

 

困っていたところ、韓国語が堪能な知り合いのモデルちゃんが探してくれて、

韓国で売られているノーブランドの中国製だと言うことが判明しました。

 

着用していたカップルが韓国語を話していたこともあって韓国で購入されたものだろうと予想しました。

 

 

しかし、オール韓国語のNAVER経由の通販はわたしにはハードルが高くてこの中綿ジャケットのことは諦めてしまいました。

 

 

 

あれから4年。

なんと!

あの時の中綿ジャケットと古着ではなく、再会したのです。

 

 

中国では220店舗以上のショップ展開する中華系ファッションブランドによって、ブラッシュアップされてランウェイで披露された後、日本国内でも販売されていました。

時を経て再会、

ほぼ同じデザイン。

 

表のプリントのレタリングが多少異なりますが、

中国のサプライヤーはおそらく一緒なのではと思いました。

 

 

このコートをいちばん最初に企画デザインしたデザイナーはいったい誰なのでしょう、

名もなき才能あるデザイナーなのでしょうか。

 

私が見かけたカップルが着用していた商品は、韓国企画の中国製なのか、元々中国企画の中国からの仕入れ商品だったのか、そこは未だ謎のまま。

 

 

 

せっかく再会したから、

4年前の気持ちで、

私もペアルックで着ようかなと思ってます。